※広島駅 新幹線口より徒歩1分
医院名 |
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医療法人 横田メンタルクリニック |
診療科目 |
精神科,心療内科 |
診療予約 |
予約制/お電話にてご予約ください。 |
住所 |
〒732-0053 広島県広島市東区若草町11-2 グランアークテラス3階 |
TEL・FAX |
TEL: 082-568-8338 FAX: 082-568-8339 |
脳の中にあるドーパミン神経の活動がうまくいかなくなることで、音や気配に敏感になったり、日常生活での活動が鈍くなり、人との交流が難しくなったり、生活が困難になったりする病気です。
統合失調症の過程は4つの段階に分けることができます。
◆前兆期 なんとなく変だと感じる 眠れない 落ち着かない 疲れやすい
◆急性期 不安 イライラする 眠れない 幻聴 妄想
◆休息期 元気が出ない やる気が起こらない ボーとしてしまう
◆回復期 元気が出てくる 心も体も安定してくる 周囲への関心がわく
●現実には起こっていないこと(テレビで自分のことを言っている、誰かに監視されている、自分が特別な人間だ、迫害されているなど)を正しいと思ってしまう(妄想)
●悪口が聞こえる(幻聴)
●何を見ても感情がわかない、表情が乏しい
●考えがまとまらず、頭が働かない
●会話がまとまらず、通じない
●何かをする意欲がわかない
●自分の世界に閉じこもる
統合失調症に効果のある薬を服用し、十分な休息をとります。
休息期に入ると薬の服用に並行してリハビリテーションを行い、規則正しい生活習慣をするよう、心掛けていきます。
●脳内の情報伝達物質のバランスがくずれて起こる病気であることを理解し、ご自身を責めたり、本人の将来を悲観したりする必要はないと考えましょう
●家族は味方だというメッセージを送り、不安な状態を和らげてあげましょう
●幻聴や妄想などの話には大げさに反応せず、じっくり話を聞き、その真意を理解するように努めましょう
●本人ができることは手を出さないようにしましょう
●家事手伝いなどの役割をはっきりさせましょう
●本人のやり方やペースを尊重してあげましょう
●再発を見逃さないようにして、再発の可能性を感じたらすぐに医療機関に相談しましょう
●家族会に参加し、ご家族自身も心の安定を図りましょう