※広島駅 新幹線口より徒歩1分
医院名 |
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医療法人 横田メンタルクリニック |
診療科目 |
精神科,心療内科 |
診療予約 |
予約制/お電話にてご予約ください。 |
住所 |
〒732-0053 広島県広島市東区若草町11-2 グランアークテラス3階 |
TEL・FAX |
TEL: 082-568-8338 FAX: 082-568-8339 |
突然、激しい不安に襲われ、胸がどきどきしたり、息が苦しくなったり、めまいがしたりする発作をパニック発作といいます。
発作は前触れなく起こり、10分以内にピークとなり30分ほどで消えます。
このような発作が繰り返して起こります。
動悸や息苦しさのため、心臓の病気や呼吸器の病気だと思ってしまいますが、検査をしても異常がないのも、パニック障害の特徴のひとつです。
●死ぬのではないかと思うほどの恐怖に見舞われる
●めまい、頭が軽くなる感じ、ふらつく感じがする
●息がつまる
●胸の痛みや不快感に襲われる
●発汗する
●身震いや手足の震えがする
●しびれ感に見舞われる
●冷感、熱感がおこる
●呼吸が速くなる
●吐き気に襲われる
●胸(心臓)がどきどきする
●現実感が持てない
●コントロールできなくなる恐怖や気が狂いそうだという恐怖に襲われる
これらの発作が繰り返して起こるようになると、「また、発作が起こるのではないか」「外出先で発作が起きたらどうしよう」という不安が強くなっていきます。
そのため、発作が起きた場所や逃げられない状況を避けるようになり、日常生活にも支障が起きるようになります。
パニック障害は気のせいで起こるのではありません。
また性格の問題でもありません。
脳内の神経伝達物質のバランスが乱れることで起こるといわれています。
過労やストレスがパニック障害の発病に関係しているといわれています。
まず、パニック発作を抑えるために脳内の神経伝達物質のアンバランスを調節する薬を服用します。
お薬の効果はゆっくりとあらわれます。飲み始めて数日してから効き始め、1~4週間すると効果があらわれてきます。
根気よくお薬を続けることが必要です。
パニック発作が起こらなくなったら、それまで避けていた状況や場所に徐々に挑戦して自信を取り戻していきます。
●自分の病気を理解し、根気よく治療に取り組みましょう
●パニック発作を恐れないようにしましょう。パニック発作はつらいものです。でも、死ぬことは決してありません。必要以上に恐れないようにしましょう
●発作は必ず去ることを忘れないようにしましょう。
●医師の指示をしっかりと守りましょう。自分だけの判断で治療を中止すると病気が長引いたり、再発したりします。医師とともに治療に取り組みましょう
パニック発作は気のせいで起こるのではなく、身体的な不調で起こることを理解し、温かく見守ってあげてください。
パニック発作が起こった時にはそばにいて安心感を与えてあげることも大切です。
適切な治療で治る病気であることを知って、家族の方も焦らず、バックアップしてあげましょう。